認知症って、もっと分かりやすく症状が出るものやと思ってた。
でも実際は、ほんまに些細な違和感から始まる。
「これってただの物忘れ?」
「それとも何かおかしい?」
そうやって迷いながら、気づいた時には少しずつ進んでいることもあるんやと思う。
今回は、私が母の認知症に気づいたときの「最初の違和感」と、その後の変化について書いていこうと思う。
最初に感じた違和感は“ただの物忘れ”やと思ってた
最初に違和感を感じたのは、母の何気ない一言やった。
1か月前くらいに話していたことを、

え?そんなこと言ってたっけ?
って普通に返してくることが増えてきた。
でもその時は、認知症なんて全く想像してなかった。
むしろ、
「いや、興味なさすぎやろ!」
ってイライラすることの方が多かった。
今思えば、それが最初のサインやったんやと思う。
※この時のことは、こちらの記事でも詳しく書いています
▶ 母に違和感を覚えた最初のきっかけ|今思えば始まりだった | 家族の日常と小さな気づき
周りも“ただの物忘れ”としか思ってなかった
当時、周りもみんな同じような認識やった。
いわゆる「年齢的な物忘れ」やろうと。
母のことをからかいながら、

ほんま怖いわ~、1回病院行っておいでよ
って笑い話みたいに言ってた。
でも正直なところ、
「まぁ大丈夫やろ」
ってどこかで思ってたし、
本気で病院に連れていこうなんて考えてなかった。
今振り返ると、その時点でもう少し真剣に向き合えてたら…と思うこともある。
本人も気づいていたのかもしれない
母自身も、その頃はからかわれても笑っていた。
でも一度だけ、私がきつめに

ほんま1回病院行って!
って言ったことがあった。
その時、母は何も言わずに動きが止まった。
あの時の空気は、今でも忘れられへん。
多分あの瞬間、母自身も
「もしかして自分、おかしいんかな」
って思ったんやと思う。
「あれ?」の積み重ねが違和感になる
最初は、半年前とか1か月前のことを忘れるくらいやった。
たまに「さっき言ったやん!」ってこともあったけど、
「まぁそんなこともあるか」くらいに思ってた。
でもそれが少しずつ増えていく。
ただ私は一緒に住んでなかったから、
会うのは大型連休とかのタイミングくらい。
だから日常の細かい変化には、なかなか気づけへんかった。
おそらく父は、もっと早い段階で「おかしい」と思ってたと思う。
でも父は家事もほとんどできへんし、
病院に連れていくっていう発想すら難しい人やった。
決定的に「おかしい」と思った出来事
はっきり「これはあかん」と思った出来事がある。
お正月に帰省したときのこと。
義実家でお義母さんが筑前煮を持たせてくれて、
そのまま実家に帰って、みんなでご飯を食べた。
片付けは母がしてくれてた。
そして次の日。
余ってるはずの筑前煮が見当たらへん。
「捨てたんかな?」って思って探してたら、
味噌汁の中に筑前煮が入ってた。
正直、その瞬間ゾッとした。
今までの母なら、絶対にそんな発想はしない。
片付けたのは母しかいない。
その時に、
「あ、これはあかんやつや…」
って確信に変わった。
そこからようやく病院へ
そこから急いで仕事の調整をして、翌月に母を病院へ連れて行った。
診察や検査の内容については、別の記事でも詳しく書いているけど、
▶ 母の診察で行われた認知症の検査内容と、その時の家族の気持ち | 家族の日常と小さな気づき
この時にようやく
「認知症」
という現実を突きつけられた。
まとめ
認知症の初期症状は、ほんまに分かりにくい。
最初は
- ただの物忘れ
- 年齢のせい
そう思ってしまうことがほとんどやと思う。
でもその中に、
小さな「違和感」
は確実にある。
そしてそれは、少しずつ積み重なっていく。
もし今、
「なんかおかしいな」
と思っている人がいるなら、
その感覚は間違ってないかもしれへん。
早めに気づいて動くことが、
家族にとってもすごく大事やと思う。
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▶ 母に違和感を覚えた最初のきっかけ|今思えば始まりだった | 家族の日常と小さな気づき
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